ばつが悪いの語源・由来

ばつが悪いの「ばつ」は、その場の具合や調子を意味し、「ばつを合わせる」と言えば「話の辻褄を合わせる」「調子を合わせる」の意味である。
この「ばつ」の語源には、「跋」の意味からと、「場都合」の略の説がある。
「跋」は書物の後書きや結びを意味する語で、これらの意味から「具合」や「調子」の意味が派生することは、強引ではあるが考えられなくもない。
しかし、単に具合や調子を意味しているのでなく、「その場」という時間的な要素を多く含んだ言葉であるあため、「場都合」の略が有力と考えられる。

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