ドレミファソラシドの語源・由来

ドレミファソラシドはイタリア語で、日本語では「ハニホヘトイロハ」、英語では「CDEFGABC」となる。
ドレミの音階を使ったものでは、『サウンド・オブ・ミュージック』の「ドレミの歌」が有名であるが、起源となったのは「バプテスマのヨハネ賛歌」である。
「バプテスマのヨハネ賛歌」は、各節が一音ずつ高くなるため、各節の歌詞の最初の音節を元に、11世紀イタリアの修道僧で音楽教師でもあったグィード・ダレッツオが、「ドレミファソラシ」を作ったとされる。

「バプテスマのヨハネ賛歌」のラテン語歌詞は以下の通り。
Ut queant laxis
Resonare fibris
Mira gestorum
Famili tuorum
Solve Polluti
Labii reatum
Sancte Johannes

「Ut」は口調を良くするため「do」に、「Sancte Johannes」は聖ヨハネのフランス名「Saint Ian」から「si」に変えられ、「ドレミファソラシ」ができた。

出典:ドレミファソラシド – 語源由来辞典

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