アンコウの栄養基礎知識

アンコウの特徴、栄養・効能、選び方、保存方法、旬の時期、料理、品種など、知っておきたいアンコウの基礎知識。

アンコウの特徴

アンコウとは、アンコウ科の魚で、北海道から南の日本近海に生息しています。水深200mの海底に棲んでおり、日本沿岸には60種類ほどのアンコウが生息するとされますが、食用にするのは「黄アンコウ」と「くつアンコウ」です。
国産では茨城で水揚げされるアンコウがブランドとして有名ですが、中国や韓国、アメリカからの輸入もあります。
アンコウは骨、目、歯以外はほとんど食べられるため捨てるところのない魚とされ、身、皮、水袋(胃)、キモ(肝臓)、ヌノ(卵巣、えら、トモ(ヒレ)は「アンコウの七つ道具」と呼ばれます。
アンコウは体が大きく、身は水分が多くまな板では捌きにくいため、アンコウのアゴに手鉤を通し、吊るして切る「吊るし切り」が有名です。また青森県では雪の上で捌く「雪中切り」という方法もあり、寒い中行うため鮮度が保たれるとされます。

アンコウの栄養・効能

脂肪が少なく、低カロリーです。身は水分が多く、ヒレや皮にはコラーゲンが豊富に含まれます。
エサが少ない深海に棲むアンコウは肝臓に栄養を蓄えているため、あん肝はほかの部位に比べ栄養価が高くなります。ビタミンAやビタミンEは強い抗酸化作用を持ち、特にビタミンAは皮膚や粘膜の保護に効果が期待されます。ビタミンDも含まれており、カルシウム量を調節し骨を丈夫に保ちます。
しかし脂質やプリン体も多いため、尿酸値が高い方は注意が必要です。

アンコウの選び方

粘液に透明感があり、切り身は張りがあるものを選びましょう。

アンコウの保存方法

切り身を購入したらチルド室で保存し、早めに食べましょう。
冷凍する場合ラップにくるんで保存します。

アンコウの旬の時期

12~2月。

アンコウ料理

アンコウ鍋、あん肝、供酢、どぶ汁。

アンコウの品種

茨城アンコウ、風間浦アンコウ。

出典:食品食材栄養事典

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