ごま豆腐の栄養基礎知識

ごま豆腐の特徴、作り方、栄養・効能、保存方法など、知っておきたいごま豆腐の基礎知識。

ごま豆腐の特徴

ごま豆腐とは、ごまと葛粉を原材料とする精進料理のひとつです。
名前に「豆腐」と付きますが、豆腐状の食品を表した名前で、大豆を原材料とする豆腐とは異なります。
ごま豆腐は、わさび醤油やタレを添えたり、出汁を加えて食べます。

ごま豆腐の作り方

白ごまの皮を取り、滑らかになるまで念入りにすり潰し、水で溶いた葛粉を加えて火にかけ、焦げないように滑らかになるまでよく練り、型に入れて冷やし固めします。
家庭で作る場合は、ねりごまと片栗粉で代用することも。スーパーマーケットなどで売られる大量生産のごま豆腐の場合は、葛以外の各種デンプンを代用しているものもあります。

ごま豆腐の栄養・効能

ごま豆腐に使用するごまの量によって各栄養素の含有量に違いはありますが、脂質にはオレイン酸などの不飽和脂肪酸が多く、カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛、銅なども含みます。
また、強い抗酸化作用のあるセサミンなどのゴマリグナンを含んでいるため、コレステロール値の低下や免疫力の向上、がん予防、肝機能強化などの効果が期待できます。

ごま豆腐の保存方法

高温加熱殺菌してある未開封の市販品であれば、常温で保存し、食べる1~2時間前に冷蔵庫で冷やします。それ以外は冷蔵庫で保存します。
手作りごま豆腐の保存期間は、2日程度です。

出典:ごま豆腐の基礎知識 – 食品食材栄養事典

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