卵白の栄養基礎知識

卵白の栄養・効能、注意点、加工品など、知っておきたい卵白の基礎知識。

卵白の栄養・効能

卵白は約90%が水分ですが、残りの約10%には良質なタンパク質を含んでいます。
卵は卵黄と卵白に分けられますが、卵黄のカロリーが387kcalあるのに対し、卵白は47kcalと低カロリーで低脂質。脂質の代謝に欠かせないビタミンB2も多く含むことから、ヘルシーでダイエットに最適な食品といわれています。
また、卵白にはリゾチームという酵素が含まれており、リゾチームは風邪の原因菌などを加水分解する働きがあります。

卵白の注意点

生の卵白にはアビジンというタンパク質が含まれていますが、ビタミンB群の一種であるビオチンは、アビジンと結合することで体内での吸収が阻害されます。
ビオチンを多くとることが目的であれば、生よりも加熱調理した方がよく、卵黄に多く含まれるビタミンなので、全卵を加熱調理すると効率よく摂取できます。

卵白の加工品

卵白を泡立てたメレンゲは、マシュマロやマカロン、淡雪などの菓子になります。
乾燥卵白は、ハムや麺類のつなぎに利用されます。

出典:卵白の基礎知識 – 食品食材栄養事典

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