「儲ける」と「稼ぐ」の違い

儲けると稼ぐは、利益や収入を得るという意味では共通するが、儲けるよりも稼ぐ方が地道に働くことを表す。

儲けるは、地道に働いて収入を得るというよりも、予想外の利益を得たり、うまく利益を得たりする意味で使う。
稼ぐは、精を出して働くことや、その働きによってお金を得ること、努力して手に入れることの意味で使われる。
「楽して稼ぐ」などと使うこともあるが、本来は「楽して儲ける」が正しい。
ただし、株やギャンブルで利益を得ることでも、継続的に利益を得ている場合には、地道に利益を得ることになるため、「稼ぐ」でも間違いにはならない。

なお、「儲ける」の漢字は「信」と「者」から成り立ち、顧客を信者にしてお金を得ることが儲けることと言われたりするが、「儲」は「人」と「諸」から成る漢字で、儲けることと信者に関連性はない。

出典:「儲ける」と「稼ぐ」 – 違いがわかる事典

TOP
テキストのコピーはできません。