「基準」「標準」「水準」の違い

基準・標準・水準の意味は、物事の判断・評価・比較のよりどころとなるものという点では共通するが、置き換えて使えるとは限らない。

基準は物事の基礎となるよりどころのことで、「建築基準」「設置基準」のように、守るべきもの、満たさなければならないものという意味を含む場合は、「基準」が使われる。

「標準的な生活」「標準サイズ」のように、「平均的」「一般的」「代表的」といった意味を含む場合は、「標準」が使われる。

水準は物事の価値や質、機能などの一定の標準のこと。
「生活水準」「世界一の水準」というように、どのレベルに位置するかを評価する場合には、「水準」が使われる。

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