「土」「泥」「泥土」の違い

土は岩石が分解して粗い粉状になったもの。生物の死骸や、腐植物、微生物なども含んでいう。
泥は粘り気のある液状のものをいう「どろどろ」が語源で、水が混じって軟らかくなった土のことをいう。
泥土(ういじ・でいど・どろつち)は水に溶けた土を表す言葉で、「泥」のことである。

つまり、水分を含んで軟らかい土は、「土」でもあり「泥」や「泥土」でもある。
乾燥して硬い土は「土」ではあるが、「泥」や「泥土」ではないという違いだけで、物質的に大きな違いがある訳ではない。

「土」「泥」「泥土」を言葉(単語)として見た場合、土は「土壌」「大地」「地面」「陸地」「容貌の醜いこと」の意味。
泥は「泥棒」の略。
泥土は「つまらないもの」「けがれたもの」などの意味で使われるという違いがある。

出典:「土」「泥」「泥土」 – 違いがわかる事典

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