「ムース」と「ババロア」の違い

ムースは、フランス語で「泡」を意味するように、泡立てた卵白や生クリームに、フルーツピューレやチョコレートなどを加えて作る菓子。
ババロアは、牛乳・砂糖・卵・ゼラチンなどを混ぜ、型に流して冷やし固めた菓子である。

ムースは、卵白や生クリームを泡立てたものを自然に固めて作るため、口当たりが滑らかで、ふんわりとした食感が特徴である。
ババロアは、ゼラチンで冷やし固めるて作るため、ムースに比べてプルプルとした食感となる。

しかし、ゼラチンを使用したムースもあるように、全く同じ材料・製法でも、パティシエが「ムース」言えば「ムース」、「ババロア」と言えば「ババロア」となるもので、明確な違いは無いに等しい。

ただし、ムースは肉や魚、エビ・ホタテなどのすり身を混ぜ込んだ料理や、整髪料や洗顔料などの泡状のもいうのに対し、ババロアは菓子名としてのみ使用されるという点では大きく異なる。

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