「歌手」「声楽家」「シンガー」の違い

歌手といえば、日本では歌謡曲の歌手のイメージが強いが、オペラ歌手・声楽家も含み、歌を歌うことを職業にしている人の総称である。

声楽は器楽に対する語で、声楽家は歌曲・合唱曲・オラトリオ・カンタータ・オペラなどの声楽を職業とする人。
その音域は男女で分けられ、女性は高音からソプラノ、メゾ・ソプラノ、アルトとなり、男性は高音からテノール、バリトン、バスとなる。
オペラ歌手は声楽家だが、声楽家だからといってオペラ歌手とは限らない。

シンガーは、歌手・声楽家のこと。
普通、英語に訳される時以外は、演歌や民謡など、日本伝統の歌を歌う歌手に対して「シンガー」は用いられない。

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