兄たり難く弟たり難しの語源・由来

兄(優れている)とすることも、弟(劣っている)とすることも難しいという意味。
「たり」は格助詞「と」に「あり」が付いた「とあり」の転で、一致している・資格があるという意味。
後漢の陳寔(ちんしょく)が二人の孫から父親のどちらが優れているかを尋ねられ、年齢の多い少ないはあっても、徳功に関して優劣はつけられないと答えた故事に由来する。

出典:兄たり難く弟たり難し – 故事ことわざ辞典

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