辟易は中国の歴史書『史記』に出てくる表現に由来する。
「辟」は「避ける」、「易」は「かえる」の意で、「辟易」は「道を避けて場所をかえる」の意味であった。
そこから、「相手を恐れて逃げ去る」の意味に転じた。
日本でも、辟易は「勢いに押されてたじろぐ」「逃げる」の意味で使われていたが、相手に対して何もできなくて困るところから、近世後期に、嫌気がさしてうんざりすることや、閉口することの意味で使われるようになった。
辟易は中国の歴史書『史記』に出てくる表現に由来する。
「辟」は「避ける」、「易」は「かえる」の意で、「辟易」は「道を避けて場所をかえる」の意味であった。
そこから、「相手を恐れて逃げ去る」の意味に転じた。
日本でも、辟易は「勢いに押されてたじろぐ」「逃げる」の意味で使われていたが、相手に対して何もできなくて困るところから、近世後期に、嫌気がさしてうんざりすることや、閉口することの意味で使われるようになった。