パイナップルは、英語「pineapple」からの外来語で、日本には1845年にオランダ人によって伝えられた。
英語の「pineapple」は、「pine(松)」と「apple(りんご)」を合成した名前である。
パイナップルはブラジルやパラグアイが原産といわれ、ヨーロッパには1493年に伝わり、各地で食用果実や観賞用として利用された。
当時のパイナップルは15cm以下で今よりもはるかに小さく、その姿が松かさ(松ぼっくり)に似ていることから、英語圏では「pine-cone」と呼ばれ、味や香りが「apple(りんご)」に似ることから、1500年頃に「pine-apple」と呼ばれるようになった。
一説に、「apple」は「丸い果実全般」を表す語でもあったため、「松(pine)の果実(apple)」の意味で「pineapple」の名がついたともいわれる。