硫黄を古くは、「ユワウ(ユオウ)」と言った。
『和名抄』には、「硫黄」に「ユノアワ」の訓があることから、「ユアワ(湯泡)」が転じて「ユワウ(ユオウ)」となり、「イオウ」になったといわれる。
硫黄の「硫」の漢字は、「石」と「流」の略体からなる字で、火山の噴火物が流れて生じる鉱物を表し、漢音では「リュウ(リウ)」、呉音では「ル」と発音する。
この「硫」を日本化して「ユ」と発音し、「黄」の呉音「オウ(ワウ)」から「ユワウ(ユオウ)」となり、「イオウ」になったとする説もある。
硫黄を古くは、「ユワウ(ユオウ)」と言った。
『和名抄』には、「硫黄」に「ユノアワ」の訓があることから、「ユアワ(湯泡)」が転じて「ユワウ(ユオウ)」となり、「イオウ」になったといわれる。
硫黄の「硫」の漢字は、「石」と「流」の略体からなる字で、火山の噴火物が流れて生じる鉱物を表し、漢音では「リュウ(リウ)」、呉音では「ル」と発音する。
この「硫」を日本化して「ユ」と発音し、「黄」の呉音「オウ(ワウ)」から「ユワウ(ユオウ)」となり、「イオウ」になったとする説もある。