ならず者の語源・由来

ならず者の「ならず」は、「成る(なる)」に打消しの助動詞「ず」が付いた語で、漢字では「成らず者」と書く。
「どうにもならず」の意味から「手に負えない」という意味が生まれ、素行の悪い者を「ならず者」と呼ぶようになった。
1994年にクリントン大統領が、自らにとって好ましくない国家を「ならず者国家(rogue states)」と発言して以降、この言葉は議会やメディアで多く用いられるようになった。

漢字の「破落戸」は、中国で使われていた言葉である。
日本では、これに「ならずもの」や「ごろつき」の読みを付けたため、「ならずもの」の漢字表記にも「破落戸」が含まれるようになった。

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