鬱陶しいの語源・由来

鬱陶しいは、心がふさいで晴れないことを意味する漢語「鬱陶(ウッタウ)」が形容詞化された語。
現代では「鬱陶しい」と形容詞の形で用いられるが、日本でも古くは漢文語法で「鬱陶」が用いられていた。
もとは、人為的な事柄に対して使われた言葉であるが、「梅雨の季節はじめじめして鬱陶しい」など天候にも使われるようになった。
さらに、心が晴れないような事柄に対して抱く感情から、「うるさい」「邪魔である」といった意味でも「鬱陶しい」は使われるようになった。

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