ハッスルは、英語「hustle」からの外来語で、「振る」を意味するオランダ語に由来する。
昭和38年(1963年)の春、プロ野球の阪神タイガースが米軍キャンプへ行った際に日本へ持ち帰った言葉で、「ハッスルプレー」などと使われた。
英語の俗語では「hustle」に「売春婦をする」「売春婦が客引きをする」「押し売りする」などの意味があるため、日本に入った当初、NHKでは放送禁止用語としていたが、民放が使用したため一般に広まり、当時の流行語にもなった。
その後、死語となっていったが、平成16年(2004年)、プロレスラーの小川直也が「3、2、1 ハッスル!ハッスル!」と言いながらする「ハッスルポーズ」を流行させ、流行語大賞にもノミネートされた。