合点の語源・由来

合点は、和歌・連歌・俳諧などで、優れた作品に「〽」「○」「・」などの印をつけることを「合点」と言ったことに由来する。
和歌に点をつけることを「点を合ふ」と言い、それを変体漢文で「合点」と書かれて出来た言葉であるため、和製漢文と思われる。
また、回覧文書などを見た時に、自分の名前の上に承知の意味として「合点」と同じように印をつけていたため、「承知」や「同意」の意味として一般で使われるようになった。
腑に落ちない意味の「合点がいかない」は、「がってん」の転で「がてん」と言う。

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