紹興酒の種類一覧
紹興酒は製造法によって「元紅酒」「加飯酒」「善醸酒」「香雪酒」の4種類があり、順に糖度が増し、甘くなります。
元紅酒
伝統的な製法で造られる全ての基本となるもの。糖度は0.2〜0.5%くらいで、辛口のものが多いです。
加飯酒
元紅酒より、もち米や麦麹を1割増やして造られる。日本に輸入されている紹興酒の多くがこのタイプです。加飯酒の熟成期間が長いものを「花彫酒」といい、花などが描かれた素焼きの瓶に詰められています。糖度は0.5〜3.0%です。
善醸酒
仕込みの水の代わりに、元紅酒を加えて造るもの。甘味があり、口当たりがよいです。糖度は3.0〜10.0%です。
香雪酒
元紅酒のもろみに麦麹を追加し、さらに老酒の粕取焼酎を加えて発酵させたもの。甘味が強く、糖度は10.0%以上あります。