昆布茶の特徴、栄養・効能、選び方、保存方法、旬の時期、種類など、知っておきたい昆布茶の基礎知識。
昆布茶の特徴
昆布茶とは、昆布を粉末状に加工し食塩などの原料とあわせて調合、攪拌したものでお湯に溶かして飲用します。お茶として扱われますが、茶葉を使用しているわけではありません。
元は刻み昆布に熱湯を注いで飲み、飲んだ後出がらしとなった昆布を食べるものであったと言われています。
飲用の他にも、昆布のうまみを粉末状で手軽に摂取できる万能調味料として、和食の煮込み料理や和風パスタなど幅広い料理で活躍しています。
昆布茶の栄養・効能
昆布にはヨードと呼ばれる甲状腺ホルモンの元となる栄養素が含まれ、子どもの身体的、精神的な発育に関与します。また呼吸の促進や心拍の上昇、皮膚の新陳代謝に関係する大変重要な栄養素です。
その他にも微量元素である銅はヘモグロビンの生成やコラーゲン生成を助けるため、摂取すれば貧血や骨粗しょう症の予防につながるとされます。
しかし昆布茶は、食塩が添加されているため、飲み過ぎによる塩分摂取過多には注意が必要です。
昆布茶の選び方
商品により塩分量や化学調味料の有無が違うため、表示をしっかり確認して選びましょう。
昆布茶の保存方法
粉末状で吸湿しやすいため、高温多湿を避けて常温で保存します。
昆布茶の旬の時期
通年手に入ります。
昆布茶の種類
梅昆布茶など。