恋は思案の外の語源・由来
「思案の外」とは、思慮分別とは別のものという意味で、非常識や無分別な言動をさす。恋は理性を失わせるもので、常識や理屈でははかれないということ。出典:恋は思案の外 - 故事ことわざ辞典
「思案の外」とは、思慮分別とは別のものという意味で、非常識や無分別な言動をさす。恋は理性を失わせるもので、常識や理屈でははかれないということ。出典:恋は思案の外 - 故事ことわざ辞典
溺れたときに藁にすがっても助かるはずなどないが、非常に困窮したときには役に立たないものにまですがろうとするということ。出典:藁にもすがる - 故事ことわざ辞典
菖蒲も杜若もよく似た美しい花で、区別するのが困難なことから。『太平記・二一』に「五月雨に沢辺の真薦水越えていづれ菖蒲と引きぞ煩ふ(五月雨が降り続いて沢辺の水かさが増したため、真薦も水中に隠れてどれ
『老子・七』に「天は長く、地は久し。天地の能く長く且久しき所以の者は、その自ら生きざるを以て、故に能く長生す(天地が永久に不変であるのは、自らを生かそうという意識がないからである)」とあるのに由来する
芋が煮えたのか煮えていないのかの区別もつかないほど、お坊ちゃん育ち、お嬢さま育ちの意味から。出典:芋の煮えたも御存じない - 故事ことわざ辞典
岩のように堅く大きな障害があったとしても、その壁を乗り越え必ず成就させることができるということ。李広が草の中にいる虎を石と見間違えて弓を射たら、その矢は刺さるはずのない石に突き刺さったという「石に
利き手でない左手に団扇を持ってあおぎながら、何の苦労もせずのんびりと暮らせる身分の意味から。出典:左団扇で暮らす - 故事ことわざ辞典
夏目漱石の『草枕』冒頭の一節「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」から。出典:智に働けば角が立つ - 故事ことわざ辞典
「見込む」とは、狙いをつけたものに執念深くとりつくこと。蛇にに見込まれた蛙は、恐ろしさのあまり動けなくなることから。出典:蛇に見込まれた蛙 - 故事ことわざ辞典
生まれた子供が這うようになれば、親は早く立たないかと思い、立つようになれば早く歩くようにならないかと思う。どんな親でも子供の成長を楽しみに待ちかねているということから。出典:這えば立て立てば歩
逃げ場を失った鳥が懐に飛び込んでくれば、鳥を撃つのが仕事である猟師であっても、哀れに思って殺したりはしないということから。『顔氏家訓・省事』に「窮鳥の懐に入るは仁人の憫れむ所なり。況や死士、我に帰
「鞘」とは、刀や剣などの刀身の部分をおさめておく筒のことで、抜かれた刀が本来収まっている鞘に戻ることから。主に、男女関係において使われる。出典:元の鞘に収まる - 故事ことわざ辞典