鳶に油揚げをさらわれるの語源・由来
鳶は普段は悠々と空を飛んでいるが、ひとたび獲物を見つけると非常に素早く空から舞い降りて獲物をさらっていくことから。さらわれるものがなぜ油揚げなのかについては、鳶の好物が油揚げというわけではなく、人
鳶は普段は悠々と空を飛んでいるが、ひとたび獲物を見つけると非常に素早く空から舞い降りて獲物をさらっていくことから。さらわれるものがなぜ油揚げなのかについては、鳶の好物が油揚げというわけではなく、人
看板や見本として掲げられている通りの物を売っていることから、外見と中身が一致していることをいう。また、普段発する言葉と実際の行動が一致していること。出典:看板に偽りなし - 故事ことわざ辞典
夫婦になる男女は、趣味や性格が似ていることが多いということ。また、最初はそれほど似ていなくとも、長く生活を共にしていくうちに、お互い影響し合って考え方や好みが似てくる場合もあるということ。出典
老いた馬は道をよく知っており、迷うことがないことから転じて、高齢者の知恵や経験はいかすべきだという教え。斉の管仲らが道に迷ったとき管仲が老馬を放ってその後に従うと、やがて進む道が見つかったという『
「柳眉」とは、柳の葉のように細くて美しい眉のことで、美人の眉のたとえ。出典:柳眉を逆立てる - 故事ことわざ辞典
毒に当たった病人の治療で、別の毒を用いて解毒することから、悪を滅ぼすために別の悪を利用するということ。宋代の禅書『嘉泰普灯録』の「機を以て機を奪い、毒を以て毒を制す」に由来する。出典:毒を以て
「鬼神」とは荒々しく恐ろしい力を持つ神霊のことで、断固たる決意をもって行動すれば、鬼神でさえその勢いに押されて、道をよけるという意味。秦の始皇帝の死後、趙高が陰謀を画策し、太子胡亥をそそのかし、公
「両雄」とは、二人の英雄のこと。漢の劉邦に使えていたれき生が、楚の頂羽の軍が漢を攻めてきて苦戦をしいられたときに進言したという故事から。『史記』に「臣窃かに以て過つと為す。且つ両雄は倶には立た
「空谷」とは、人がいない寂しい谷。「跫音」は、足音のこと。寂しい谷に聞こえる人の足音の意味から。出典:空谷の跫音 - 故事ことわざ辞典
「七光り」の「七」は、数が多いことを表す。親の威光が子に及んで、あらゆる余沢を受けることをいう。親の社会的地位や名声のおかげで、子が得を得たり、それを大いに利用すること。多く、子の実力によるも
軒先を貸しただけなのに、結局は家ごと奪われてしまうことから。出典:庇を貸して母屋を取られる - 故事ことわざ辞典
いくら効く薬だからと言って、適量以上飲めばかえって体に害を与えることから、何事も度を越すのは害になるということ。出典:薬も過ぎれば毒となる - 故事ことわざ辞典