二兎を追う者は一兎をも得ずの語源・由来

二羽の兎を同時に捕まえようとする者は、結局は一羽も捕まえられないということからいった西洋のことわざ。
二つの物事を欲ばってどちらも失敗したり、中途半端に終わるものである。
また、一つの物事に集中せず、あちらこちらに気を取られることへの戒めの意味を込めて使うことも多い。

「を」を略した「二兎追う者」、「は」を略した「二兎を追う者一兎も」などの形で使われることもあり、それらも間違いではない。
さらに、「二兎をも」を「二兎を追っても」「二兎を追えば」「二匹どころか」といったり、「二兎を追わねば一兎も得ない」などの変化をつけた形でも多く使われる。

出典:二兎を追う者は一兎をも得ず – 故事ことわざ辞典

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