鎌倉の名は、『古事記』に「鎌倉之別(かまくらのわけ)」で見えるのが古い。
地名の由来には、鎌は「かまど」、倉は「谷」を意味し、小高い尾根に囲まれた釜底状の土地を表している説。
鎌が「えぐったような崖地」、倉は「谷」の意味などの地形に由来する説が有力である。
その他、神武天皇の征伐によって1万人が死に、その屍(かばね)が山のように積み上がったため、「屍蔵(かばねくら)」と呼んでいたものが訛った。
「カミクラ(神庫)」が訛った。
鎌などの農具を入れる倉があったなど、鎌倉の由来には地形以外にも多くの説がある。