八街市の語源・由来

八街は「八(や)」+「街(ちまた)」で、開墾の順番に由来する地名である。
明治初年、新政府は明治維新で職を失った下級武士を帰農させるため、徳川幕府の放牧地であった旧下総牧(小金牧・佐倉牧)の開墾を進めた。
この地は8番目に開墾されたことから、「八街」と命名された。

開墾着手の順番でつけられた地名は、下記の通り13番まであるが、市町村名として残っているのは八街市のみである。
1.初富(はつとみ)… 鎌ヶ谷市
2.二和(ふたわ)… 船橋市
3.三咲(みさき)… 船橋市
4.豊四季(とよしき)… 柏市
5.五香(ごこう)… 松戸市
6.六実(むつみ)… 松戸市
7.七栄(ななえ)… 富里市
8.八街(やちまた)… 八街市
9.九美上(くみあげ)… 香取市
10.十倉(とくら)… 富里市
11.十余一(とよいち)… 白井市
12.十余二(とよふた)… 柏市
13.十余三(とよみ)… 成田市・多古町

出典:八街市 – 語源由来辞典

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