人口に膾炙するの語源・由来

人口に膾炙するの「膾炙」は、生肉を細かく刻んで酢で和えた「なます(膾)」と「炙り肉」のこと。
なますも炙り肉も美味で、誰の口にも合い、多くの人に好まれるところから、人々にもてはやされ、広く世間に知られることを「人口に膾炙する」と言うようになった。

出典:人口に膾炙する – 語源由来辞典

「膾炙」の「膾」は、なますのことで、細かく切った肉や魚のこと。
「炙」は、あぶった肉のこと。
なますも炙り肉もごちそうで、誰の口にもおいしく感じられ、もてはやされることから。
唐の林嵩の『周朴詩集序』に「一篇一詠、人口に膾炙す(どの編もどの詩も、人々の口にのぼる)」とある。

出典:人口に膾炙する – 故事ことわざ辞典

TOP
テキストのコピーはできません。