山彦の語源・由来

山彦の語源には、「ヤマヒビキ(山響)」や「ヤマヒビクコエ(山響く声)」などの意味に由来する説と、山の神の名からとする説がある。
山彦は「山の神」や「山の妖怪」などの意味でも使われており、その意味では別名「やまこ」とも言う。
また、「やまひこ」と清音でも呼ばれていたことから、山で反響する声の主(神や妖怪)を、「山」に男子の美称である「彦」を付けて「山彦」と擬人化して表し、それらが発する声なので、反響する音も「山彦」と呼ぶようになったと考えられる。

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