メークインの語源・由来

メークインは、「5月の女王」を意味する英語「May queen」からの外来語。
「メークイン(5月の女王)」と名付けられた由来には、中世時代の春の村祭り(メーデー)で、村娘の中から選ばれる女王にちなんだとする説。
春においしくなり、男爵いも(アイリッシュコブラー)よりも形がスマートなところからといった説や、これに春の祭りで選ばれる女王と掛けた説がある。
メークインはイギリスで栽培された品種で、1900年に登録され、日本へは大正時代にアメリカ経由で輸入された。
国内で初めてメークインが栽培されたのは、北海道檜山郡厚沢部町の道立試験場といわれ、厚沢部町新町の農業協同組合構内には「メークイン発祥の碑」が建てられている。
「メイクイーン」や「メイクイン」などと表記されることもあるが、品種の正式名は「メークイン」である。

TOP
テキストのコピーはできません。