山梨県の語源・由来

山梨の地名の由来は、バラ科ナシ属の「ヤマナシ」の木が多いことからという説が通説となっており、奈良時代には既に「山梨郡」として見られることから妥当な説である。
その他、「なし」は「成す」の連用形「成し(~のある所の意味)」で「山成し」とする説や、反対に土地が平らで山が無かったことから「山無し」の意味とする説がある。
この地は八ヶ岳や南アルプスの裾にあたり、「なし」は「山裾」を意味する「那智(なち)」のことで、「山那智(やまなち)」と呼ばれていたものが転じたとする説もあるが、「那智」自体にそのような意味はないため考え難い。

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