ハットトリックの語源・由来

ハットトリックは球技のクリケットで使われ始めた言葉で、「ハット(hat)」は「帽子」、「トリック(trick)」は奇術を意味する語。
クリケットは野球に似たルールのスポーツだが、投手が3人続けて打者をアウトにすることは至難で、野球よりも難しい。
それがまるで奇術のようなプレーということで、帽子を使う奇術にちなんで、シルクハットを贈り表彰されていたことから、「ハットトリック」と呼ぶようになった。
帽子は贈られなくなったが「ハットトリック」の言葉は残り、サッカーやアイスホッケーなど他のスポーツでも、一人の選手が一試合に3点以上得点を挙げることを「ハットトリック」と言うようになった。

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