割り勘の語源・由来

割り勘は、「割り前勘定」の略。
前は「分け前」や「三人前」など、それに相当する分量・金額を表す接尾語で、「割り前」は割り当てる金額の意味。
「勘定」は代金を支払うことや、その代金を意味する。
「割り前勘定」を略した「割り勘」は、大正末期頃から見られるようになる。
割り勘を考案したのは戯作者の山東京伝といわれ、「京伝勘定」とも呼ばれていた。
また、足並みを揃えるように等分に支払うことからか、いつ死ぬか分からない立場であり互いに貸し借りしないところからか、古くは「兵隊勘定」ともいった。

出典:割り勘 – 語源由来辞典

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