オークションは英語「auction」からの外来語で、「増やす」「競売する」を意味するラテン語の「auctio」に由来する。
オークションの起源は紀元前500年頃、バビロニアで妻を得るために開催されたもので、ローマ帝国時代には戦利品や捕虜などもオークションに掛けられていたという。
16世紀前半に現在のようなオークションがイギリスで開催され、17世紀には頻繁に開催されるようになり、18世紀にアメリカ、18世紀後半にヨーロッパへと広がった。
オークションで有名なロンドンのクリスティーズ社やサザビーズ社も、この頃に設立されている。
日本では古物営業法の問題もあり、開催されるのはチャリティーオークションぐらいであったが、1995年(平成7年)に古物営業法が緩和されたことにより、1998年(平成10年)頃からインターネットで広がりはじめた。
1999年には「ヤフー」「楽天」「ビッダーズ」がサイトを立ち上げ、インターネットを中心としたオークションが活発となっていった。