著しいの本来の語形は「いちしるし」で、江戸時代頃から第三音節が濁音化された「いちじるし」の形が多く見られるようになった。
著しいの「いち」は、「いとうつくし」「いとおいし」の「いと」や、「いたく(甚く)感銘した」の「いたく」と同源で、程度が激しいことを表す「いち(甚)」。
著しいの「しるし(じるし)」は、物事が明白であるさまを表す「しるし(著し)」である。
上代には「いちしろし」の形も見られるが、「いちしるし」の母音交替と考えるのが一般的である。
著しいの本来の語形は「いちしるし」で、江戸時代頃から第三音節が濁音化された「いちじるし」の形が多く見られるようになった。
著しいの「いち」は、「いとうつくし」「いとおいし」の「いと」や、「いたく(甚く)感銘した」の「いたく」と同源で、程度が激しいことを表す「いち(甚)」。
著しいの「しるし(じるし)」は、物事が明白であるさまを表す「しるし(著し)」である。
上代には「いちしろし」の形も見られるが、「いちしるし」の母音交替と考えるのが一般的である。