用心棒の語源・由来

用心棒は用心のために備えておく棒、盗賊などから身を守るために身近に用意しておく棒のことで、武器的な役割をする棒をいった。
転じて、博徒などが警戒のために雇う武芸者を「用心棒」と呼ぶようになり、ボディーガードの意味となった。
引き戸が開かないよう内側から押さえるつっかい棒も、「用心棒」や「心張り棒(しんばりぼう)」と言ったが、こちらは侵入者を防ぐためのもので、ボディーガードを意味する用心棒の「棒」とは異なる。

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