封切りの語源・由来

封切りの「封」は、手紙や小包などを不法に開かれないための印のことだが、江戸時代には、新刊本を袋に入れて白紙などで包むようにしてあり、それを切ることを「封切り」と言った。
明治32年頃、都新聞の記者 吉見蒲州が、新作映画の上映記事で「封切」という言葉を使って以降、新作映画の初上映の意味として「封切り」が用いられるようになった。

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