ゲルマニウムは、1885年、ドイツのクレメンス・ヴィンクラーが、銀鉱石アルジロダイトからエカケイ素にあたる新元素を発見したことから、ドイツの古名「ゲルマン」にちなみ、この名が付けられた。
典型的な半導体で、トランジスタやダイオード、放射線を検出する「ゲルマニウム放射線検出器」に利用される。
ゲルマニウム温浴やゲルマニウムブレスレットを身につけることで、「血行をよくする」「細胞を活性化する」「疲労を緩和する」などの効果を謳った健康器具類が販売されていることもあるが、このような効果は証明されておらず、景品表示法、薬事法に抵触するおそれがある。