ビスケットの語源は、「二度焼いたパン」を意味するラテン語「Biscoctum Panem(ビスコクトウム・パネム)」で、フランス語「ビスキュイ」の語源にもなっている。
ポルトガル語を通して日本に入った語で、16世紀の日本ではビスケットを「びすかうと」と呼び、明治には当て字で「重焼麺包」と書かれた。
昭和55年、全国ビスケット協会によって、2月28日は「ビスケットの日」とされている。
全国ビスケット協会によれば、語源の「二度焼く」との語呂合わせで28日としたことと、水戸藩士の蘭医柴田方庵の『方庵日録』に、作り方をオランダ人から学び、それを手紙にして水戸藩へ送った日が、安政2年(1855年)2月28日と記されているからという。