たまげるの語源・由来

たまげるを漢字では「魂消る」と書き、魂が消えるほどの思いから、驚きを意味する言葉として江戸時代から使われている。
「消る(げる)」は、「消える(きえる)」が縮まった語である。
「たまげる」と同じ意味、同じ漢字「魂消る」が使われる言葉に「たまぎる」があるが、「たまげる」と「たまぎる」は元々別の意味の言葉で、語源も異なる。
本来、たまぎるは「魂切る」と書き、怯えるという意味で鎌倉時代から使われていた。
室町時代から「驚く」という意味に転じたため、たまぎると同じ漢字が使われるようになった。

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