ギャグは、英語「gag」からの外来語。
息が詰まった時に出す擬音語が原義で、会話を中断させるような動作であることから、「gag」は「猿轡(さるぐつわ)」や「言論の抑圧」も意味する。
笑わせるために演じる「ギャグ」は、擬音を発する仕草が滑稽であることから、また会話を中断させることからの呼称で、動作を伴なわないセリフだけの場合は「ジョーク」と言うのが正しい。
しかし、日本では笑わせるためのちょっとしたセリフや仕草の総称して「ギャグ」と言っており、動作の有無に関わらず使われることが多い。
また、洒落や冗談の意味でも「ギャグ」と言うことがある。
日本語では「ギャグを飛ばす」と言うが、これに値する英語は「tell a joke」である。