語源由来

「心中」は、真心を尽くすこ。人に対して義理を守ること。「心中」と「饅頭」の語呂合わせで、真心を込められるよりも饅頭で腹を満たした方がよいという意味から。出典：心中より饅頭 - 故事ことわざ辞典

生きていくためには、花の下でその美しさをめでるよりも、鼻の下にある口に物を入れるほうが大切であることから。出典：花の下より鼻の下 - 故事ことわざ辞典

「青菜」とは、小松菜やほうれん草など、色の青々とした葉菜の総称。ぴんと張りのある青菜も、湯につけると柔らかくなることから。出典：青菜を湯に漬けたよう - 故事ことわざ辞典

誰でも好きでやっていることは一生懸命になるし、それに関して勉強したり工夫したりするので、自然に上達するものである。芸事は、無理して嫌だと思いながらやっても、成長はないということ。出典：好きこそ

「鑑」は手本・模範の意。出典：人を以て鑑と為す - 故事ことわざ辞典

足元から竜が上がるような意外なことの意から。出典：足元から竜が上がる - 故事ことわざ辞典

晉の車胤は家が貧しく灯油が買えないので、蛍を集めてその光で書を読み、孫康は窓辺に降り積もった雪の明かりで読書したという、『晋書』の故事に由来する。卒業式で歌われる『蛍の光』の歌詞の冒頭で「蛍の光窓

「才」は才能・学識、「色」は容姿の美しさ・美貌のことで、「才色」は才知と美しい顔かたち。「兼備」は兼ね備えるの意。出典：才色兼備 - 故事ことわざ辞典

「電光」は、稲妻の光。「石火」は、火打ち石を打った時に出る火花のこと。「電光」も「石火」も、瞬間的に発するものであることから。出典：電光石火 - 故事ことわざ辞典

ヒルに塩をかけると、体から水分が出てしまい縮むことから。出典：蛭に塩 - 故事ことわざ辞典

芍薬はすらりと伸びた茎の先端に綺麗な花を咲かせることから、立っている姿に。牡丹は枝分かれした横向きの枝に花をつけることから、座っている姿にたとえたといわれる。出典：立てば芍薬座れば牡丹 - 故

開いた口に戸を立てて、出入りを防ぐことができないように、口伝えで広がっていくものは止めようがないことから。出典：開いた口に戸は立たぬ - 故事ことわざ辞典