白ワインの栄養基礎知識

白ワインの特徴、栄養・効能、選び方、保存方法、旬の時期、加工品、仲間など、知っておきたい白ワインの基礎知識。

白ワインの特徴

白ワインとはワインの一種で、赤ワインが果実丸ごと使うのに対し、白ワインはブドウの果汁だけで作られたお酒です。酸味と甘みが特徴で、すっきりとした味わいを楽しむために冷やして飲むことが多いです。
味わいは甘口、辛口で表現され、その違いは残糖度で区別されます。EUの規定では1リットル当たり4g以下を辛口と定めています。
発酵段階で出る酵母の死骸を取り除くため、ワインの色は透明になります。

白ワインの栄養・効能

ポリフェノールというと赤ワインのイメージがありますが、白ワインにも含まれており、しかも白ワインのポリフェノールは体内に吸収されやすいという特徴があります。ポリフェノールは強い抗酸化作用を持ち、活性酸素を除去して生活習慣病を予防する効果が期待できます。
余分なナトリウムの排出を促すカリウムは、高血圧改善に作用するとされます。
豊かな香りやアルコールによるリラックス効果がありますが、一日の摂取は適切な量(ワイングラス1~2杯程度)に抑え飲み過ぎには注意しましょう。

白ワインの選び方

白ワインは魚料理に合うとされますが、ブドウの品種により特徴も異なります。

シャルドネ

白ワイン用のブドウの品種ではもっともポピュラーで、奥行きのある味わいが特徴です。樽熟成だと甘い香り、樽熟成でなければ切れのある味わいが楽しめます。

ソーヴィニヨン

さわやかな酸味が特徴で、軽やかなドライな味わいです。

リースリング

コクのある甘口から、ドライな辛口まで幅広く楽しめます。一般的にアルコール度数が低めだと甘口であることが多いです。

ここでご紹介したのは一部ですが、ブドウの品種や熟成法によりさまざまな味わいがあります。甘口・辛口の表記を確認し自分の好みのワインを探しましょう。

白ワインの保存方法

13~15℃の間で温度変化が少なく、光が当たらない冷暗所で保存します。

白ワインの旬の時期

ワインによって熟成期間が異なりますが、毎年その年に獲れたブドウで作ったワインが11月頃新酒として出荷されます。

白ワインの加工品

ワインビネガー。

白ワインの仲間

赤ワイン、ロゼワイン、スパークリングワインなど。

出典:白ワインの基礎知識 – 食品食材栄養事典

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