食パンの栄養基礎知識

食パンの特徴、栄養・効能、選び方、保存方法など、知っておきたい食パンの基礎知識。

食パンの特徴

食パンとは、強力粉(小麦粉)に、水、砂糖、油脂、イースト(酵母)等を練り合わせ、発酵させたパン生地を型に入れて焼いたパンです。
小麦胚芽やライ麦など他の穀類を混ぜたものや、治療食用に食塩を加えていない食パンもあります。
蓋をして焼くと角型食パンに、蓋をしないで焼くと山型食パンになります。
市販の食パンは、1斤を4〜5枚の厚切り、6〜12枚の薄切りにして販売されており、公正競争規約で、食パン1斤は340g以上と定められているため、1斤は350g〜400g程度になっています。
食事用のパンとして最も普及しているタイプのパンで、トーストやサンドイッチとして食べられます。

食パンの栄養・効能

食パンの主成分は炭水化物(デンプン)です。
次いで、タンパク質、脂質が多く含まれており、食パンはバターやマーガリンなどを塗って食べることが多いので、脂質の取り過ぎに注意が必要です。
ビタミン類では葉酸が多く、遺伝子の合成や造血に役立ちます。
その他、ビタミンB1もやや多く含まれています。

食パンの選び方

食パンは焼き色にムラがなく、表面にツヤのあるもの。弾力があってやわらかいもの。香りがよいものを選びましょう。

食パンの保存方法

食パンは直射日光を避け、湿気の少ないところで常温保存します。
ポリ袋に入れて冷蔵保存も可能ですが、デンプンが老化して、固くパサパサになることがあります。
長期保存する場合は、冷凍保存も可能です。解凍する際、電子レンジは使わず、トースターを利用しましょう。

出典:食パンの基礎知識 – 食品食材栄養事典

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