日暮れて道遠しの語源・由来

日が暮れてしまったのに、前途はまだまだ長いという意味から。
「道」は「途」とも書く。

春秋時代後期、伍子胥は楚の平王への報復を心に誓った。
平王の墓をあばいて掘り出した死骸を鞭打って恨みを晴らした伍子胥を見て、知人の申包胥はそのやり方を非難した。
それに対して、伍子胥が「吾日暮れて途遠し。吾、故に倒行して之を逆施す(私は年老いてなおなるべきことが多い。だから道理など考える暇はなかったのだ」と言ったという故事に由来する。

出典:日暮れて道遠し – 故事ことわざ辞典

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