危急存亡の秋の語源・由来

「危急」とは、危険が差し迫っていること。
「存亡」は、存続するか消滅するか。
三国時代に魏との戦いに出生する諸葛亮が後主劉禅に奉った『出師の表』にある言葉、「今天下三分して、益州疲弊す。此れ誠に危急存亡の秋なり」に由来する。
ここでの「秋」は、穀物を収穫する一年で最も重要な時期であることから重大な時を表し、「とき」と読む。
「危急存亡の時」と書いても間違いではないが、原典に従い「危急存亡の秋」と書くのが望ましい。

出典:危急存亡の秋 – 故事ことわざ辞典

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