お仕置きの「仕置き」は、「仕置く」の連用形の名詞化。
仕置くは「為置く」とも書き、しておく・処置するなどを意味する。
仕置きは処置することの意味から、処分・処罰・采配・取り締まりなどを意味するようになった。
江戸時代からは、処罰、特に、死刑にすることの意味で使われることが多くなり、この頃から、仕置きには「懲らしめること」の意味も含まれるようになった。
現代でも、刑罰や処刑のことを「仕置き」と言うが、体罰を加えて叱る・懲らしめるの意味では、接頭語の「お(御)」を付けた「お仕置き」の形で用いることが多い。