パグ(pug)の語源には、頭の形が握り拳に似ていることから、ラテン語で「握り拳」を意味する「pugnus(パグナス)」に由来する説。
パグはマーモセットに似た表情をすることから、マーモセットの通称「パグモンキー(獅子鼻の猿の意)」に由来する説。
中国で「いびきをかいて眠る王様」の意味の「覇向(パー・クゥ)」からなど諸説ある。
パグは別称も多く、ドイツでは「しかめっ面」を意味する「モプス」。
オランダでは、鼻をブーブー鳴らすことから「おどけた犬」の意味で「モプスホンド」。
フランスでは、パグの愛好家であった俳優の名から「カーリン」という。
また、パグの額のしわが「皇」の字に似ていることから、中国では「皇の印」と呼ばれていたともいわれる。