へちまの語源・由来

へちまは、果実に繊維があるため、「糸瓜(イトウリ)」と呼ばれていた。
やがて、イトウリの「イ」が略されて「トウリ」とも呼ばれるようになり、漢字で「唐瓜」の字も当てられた。
へちまの語源は、この「トウリ」の「ト」が、「いろはにほへとちりぬるを」の「へ」と「ち」の間にあるため、「へちの間」で「へちま」になったとする説が有力とされていた。
しかし、頭の「イ」が略された「トウリ」の頭「ト」を更にひねった説は、こじつけの感が強いため、現在は有力とされていない。
その他、へちまの語源には、何本もの繊維をまとめたような実がなることから、「綜筋実(ヘスヂミ)」の意味という説があり、こちらの方が有力と考えられている。

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