アコーディオンは、英語「accordion」からの外来語。
「accordion」は、「和音」を意味する「accord」に、名詞をつくる接尾語「-ion」が付いた語である。
ドイツのフリードリッヒ・ブッシュマンが発明した「ハンド・エリオーネ」を、オーストリアのシリル・デミアンが改良した際、この楽器に「accordion(アコーディオン)」と名付けた。
日本では、明治時代に「小風琴」と書いて「アッコーヂオン」と読ませた例が見られる。
「手風琴(てふうきん)」の訳が作られてから戦前まで、アコーディオンは「手風琴」と称されることが多かった。