薬玉の語源・由来

薬玉は、魔除けの縁起物として平安時代から存在し、無病息災の願いが込めらたものであった。
元は、麝香・沈香・丁子など、種々の薬を束ねて作られていた玉だったことから、「薬玉」と呼ばれるようになった。
やがて、ショウブやヨモギなどを飾った華やかなものとなり、現代の薬玉に変わっていった。
平安中期の『枕草子』には、中宮定子で5月5日の端午の節句に、薬玉が飾られていたことが残されている。

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