縄張りの語源・由来

縄張りは文字通り、縄を張り巡らせることが原義。
縄を張って、土地などの境界線を定めたり、他の場所と区別する特別区域であることを示したことから、縄張りは境界線や領域の意味を持つようになった。
戦国時代以降には、城のくるわや堀・石垣などの配置を定めるため、縄を張ることを意味する建築用語としても「縄張り」が用いられるようになった。
さらに近世以降には、ある者の勢力範囲を「縄張り」と言うようにったことから、ある者の専門領域や、動物が生活するために他を侵入させない領域も「縄張り」というようになった。

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